雲の流れをサイクロンはかき消す

ちょっと「親友」のことを考えてみない?険しい顔するほど敬遠するような疑問は無い気がするんだ、「コロッケ」の特色って。

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凍えそうな大安の夕暮れにカクテルを

作家、江國香織の本に出る女性は、誰もクレイジーだ。
話に出せば、東京タワーの詩史。
他にも、がらくたの柊子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠れた部分を、大げさにして表現した形なのだろうか。
心からクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
もしかしたら迎えに来るかもしれないあのひとを待ち、色々な街に引っ越しをする。
恋人を忘れないで、再び会えると思い込んで。
とうとうママは現実を生きていないと愛娘の草子に言われるが、彼女にはいまいち響かない。
この部分が、この本の最もクレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子にはなるべく座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可憐でちょっと病んだ登場人物が大好きだ。

陽気に熱弁するあの人と紅葉の山
「晩御飯はカレーよ。」
少年は母親が言ったその言葉を耳にして、思わず「ヤッター!」と叫んだ。
少年は学校が終わって家に帰ってから、扇風機にあたりながらダラダラとテレビを見ていた。
今日は格別に西日が暑い。
窓際では風鈴が思い出したように鳴っていた。
TVでは、かつての懐かしいアニメをやっていた。
今日の放送は「一休さん」だった。
一休さんみたいに頭の回る男の子がいたら、学校のテストなんて満点だろうな、と少年は感じていた。
でも、コトコト煮えるお鍋からカレーのいい香りが漂ってきたとき、少年は一休さんのことなんて頭から吹っ飛んでいた。

暑い大安の深夜に椅子に座る

富士には月見草がよく似合うという名文を書いたのは文豪の太宰治だ。
太宰治は、バスに乗り、御坂山塊を通り、今の甲府市へ行く途中だった。
バスでたまたま一緒になった老女が「あら、月見草」と独り言を言う。
その時、気付いた太宰治の視界に入ったのが月見草、と、大きな裾野をもつ富士山であった。
富岳百景の一部のこの話は、日本一の名山を説明するときに欠かさない。
多くの作品に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの方面から見ても同じように、美しい形をしているために、八面玲瓏と言うワードがぴったりだと伝えられる。
その通りだと思う。
私が大好きなのは、河口湖から見る富士山だ。

目を閉じて大声を出すあなたと霧
暑い時期にあったことをこのシーズンはしていないが、親戚と日曜日、コテージをレンタルして炭を使ってバーベキューをする。
夏のお決まりだけれど、たまには、息抜きになる。
男のメンバーが少ないので、めちゃめちゃ色々となんやかんや準備をしないとな。
特に、重い物を運んだりが、女の人は苦手な人がけっこういるので、してあげないと。
だけれども、しかしきっと全員でアルコールをがぶがぶ飲むその時は、焼酎をほどほどにするように気をつけよう。

凍えそうな休日の晩にお菓子作り

ここのところ、小説をほとんど読まなくなった。
大学の頃は、かかさず読んでいたけれど、ここ何年か、仕事が忙しいし、小説を読む時間をとりにくい。
時間があったとしても、ゆったりと小説を読むという気持ちになかなかなりにくいので、見ていても楽しく感じにくい。
だけれど、かなり楽しめる小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がすごく好きなので、二人が新人賞をとった群像文学新人賞が私の好みに近いものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
それでも、次の光っている新人がいないかと気にかかるからまた読んでみたい。
けれど、純文学だからと無理に分かりにくい単語を並べているけれど内容が伝わりにくいものも多いからさびしい。

どしゃ降りの休日の夜は散歩を
御盆だとしても本家から別れて生きているとたまにしか思い知らされることがないが、不十分ながら、仏前のお菓子くらいはと考え実家へ届けた。
里に暮らしていたら、線香を持ち祖の歓迎に向かって、盆の幕引きに送りにおもむくのだが、別れているので、そういうふうに行動することもない。
近辺の人は、線香を握りしめて墓に向かっている。
かようなありさまが目にとびこむ。
ふだんより墓前のあたりの道路には多くの車が路駐されていて、人もたいそう多く見える。

騒がしく口笛を吹く姉ちゃんと突風

思ったより仕立てるために必要な布は金額がする。
子が園に行くので、きんちゃく袋のようなものが園から指示された持ち物とは言っても、なぜか布が少しでも値段がした。
ことに、キャラクターものの仕立てるために必要な布なんて、すごく高かった。
見たら、柄がきれいなキャラクターものの縫物用の布がめちゃめちゃ価格が高かった。
持っていく形ののきんちゃく袋を西松屋なので買った方が手っ取り早いし、以外と安いのだけれど、かたいなかなので、園で必要な袋はみんな、母親が縫ったものだし、近所に売っていない。

前のめりで跳ねる兄さんと履きつぶした靴
とても甘い物が好みで、甘いケーキなどをつくります。
普通に手で頑張って混ぜて、オーブンで焼いて作成していたけれど、最近、ホームベーカリーで焼いてみた、とっても手軽でした。
こどもにも食べてもらう、ニンジンをすって混ぜたり、バナナを混ぜたり、栄養が摂取できるように心がけている。
砂糖やバターが控えめでもニンジンや野菜自体の甘味があるので、喜んで食べてくれます。
近頃は、スイーツ男子という言葉もメディアで言っているから変ではないのだけれど、高校の頃は、甘いお菓子を作っているといったら不思議に思われることが多かったです。
ここ最近は、菓子作りをする男がよくいるねと言われてそれも寂しい。

怒って自転車をこぐ妹と月夜

梅雨も終わり、今日蝉が鳴いているのを聞いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と思った。
あと10日ほどで夏休みという休みの日の午前中、少年は縁側で空を見ながらアイスクリームを舐めていた。
頭上では風鈴がときおり鳴っていた。
いつにも増して暑い日で、太陽が少年の座った足を焦がしていた。
少年は元気に半ズボン姿だった。
頬を伝って汗が流れ、アイスもとろけてきた。
少年は、近くの市民プールのオープンに期待していた。

陽気に吠える友人と暑い日差し
中学生の頃、両親は、娘の私の人付き合いに対し大いに積極性を強いてきた。
平均から遠のいては良くない、とも。
非常につらい時代だったと考える。
学校が終了すると、ほぼ毎日偽りの自分を楽しそうに母に話す。
そうすれば、安心したような顔を見せてくれる。
微妙に目立つと、おかしい。
常にこれだけ考えていた昔の自分と母親。
かわいそうな昔だと思う。

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